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ダイエットと睡眠の関係

2016年12月26日 月曜日

 健康の基本は”適切な食事”、”適切な運動”、”充分な睡眠”の3本柱です。

食事の偏りはサプリメントなどである程度補うことができるのですが、運動と睡眠は他の方法で補うことは不可能です。ところが、一般的に食事よりも運動と睡眠への意識の方が低くなりがちです。

人の身体は自律神経に支配されています。意識しなくても内臓が動いたり、呼吸することができるのも自律神経のおかげです。運動をしたときに心臓の動きが激しくなり呼吸が速まるのも自律神経がコントロールしているからです。

自律神経には”交感神経”と”副交感神経”があり、各々身体のバランスを保つ役割があります。
交感神経は活動や緊張したときに働くものです。
交感神経が優位になると、血管は細くなり、筋肉は緊張状態になります。

一方の副交感神経は、主に眠っているときに働くものです。
血管は拡張し、筋肉は緩んだ状態になります。
睡眠中というのは、この副交感神経が優位となって、疲労の回復や新しい細胞の生成が行われます。

睡眠不足になると、この副交感神経が優位になる時間が減るため、せっかくトレーニングしても充分に筋肉の回復・生成ができないのです。

ダイエット期間中はトレーニングや食事と同じくらい睡眠にも気を配ってください。