かつて私がメタボだった頃、「今、ダイエット中なんです！」と公言することは恥かしくてなかなか難しかったです。もし伝えたとしても本当に協力してくれる人は殆どいませんでした。

多くの人の反応は「どうせ失敗するんでしょ？だからいつまでも太ってるわけだし」というような冷徹、あるいは無関心なものでした・・・。だから、余計に言いづらくなり、やり方は自分で調べてひっそり実行するしかなかった。

でも、ネットでの情報が豊富だからといって、本当に有益なものを手に入れることはとても難しかったです。本当に有益な人間関係を手に入れるのと同じくらい。多くの情報は自己の利益に極端にフォーカスした偏ったものです。

ダイエットを願う殆どの方は、正しいやり方を手に入れられずに年月を過ごしてしまっているのだと思います。ダイエットに手遅れはありませんが、同時に一人一人の時間は有限です。ぜひ少しでも早くご自分に合った方法を手に入れて頂きたいと願っています。

　ダンスが大好きなK様、結婚前のようにスリムになって欲しいと切望のご主人の勧めで入会されました。

しかし、初日から「私、楽しくないことはしたこと無いんだわね。」とご宣告。しかし、私もご主人のご期待を背負ってしまった以上、易々と諦めるわけには参りません。

しかも、K様はぎっくり腰の癖があり、この２ヶ月の間にもご自宅で一度やってしまわれました。そして、2週間のトレーニング休止・・・。

それでも、K様は２ヶ月でやりましたよ！ウエスト約６センチ減です！！近頃はトレーニングにも少し前向きになってきた様子です。筋トレは大嫌いでも綺麗になられることは大歓迎の模様です。ご本人以上に嬉しそうなご主人の反応に満足の私です。

でも、先日あらためて「筋トレも悪くないでしょう？」とお尋ねしたら

「大嫌い！」と相変わらずのお答え(笑)どうしたら好きになって貰えるんでしょう？でも、結果については「大好き！」なご様子です♪

　施設で暮らしている祖母の具合が思わしくないとのことで、急遽お休みをいただき見舞いに行ってきました。昼食の時間に合わせて訪問し私が食べさせたのですが、拍子抜けするくらい食欲はあり一先ず胸を撫でおろしました。

しかし、もう私が誰だかも判らないようで、かつておばあちゃん子であった私は少なからずショックを受けました。すでに９３歳ですから仕方のないことかもしれませんが。

さて、アンチエイジング。和訳すれば”抗加齢””抗老化”といったところでしょうか。決して若返りという訳ではなく、体の衰えるスピードを緩やかにするというニュアンスです。

しかし、その前に自分自身が年齢に比してベストな状態かどうかということがあります。もし貴方がベストの状態から程遠いところにいるとしたら、逆に劇的な改善をする余地があるとも言えます。

私自身はアンチエイジングという言葉自体にはむしろ胡散臭いものを感じてしまいますが、年齢に関わらず自分のベストな状態で歳を重ねていきたいものだと思いました。

　ダイエットをするうえでひとつ大切なことがあります。

意外に思われるかもしれませんが、それはお腹ペコペコの状態を作らないということです。

単純な量的食事制限をすると身体はあっという間に飢餓状態になります。体温を一定に保つのと同じく人は恒常性を維持する機能を持っている動物です。ですから身体に入ってくる栄養が不足すると少しでも多く溜め込もうとします。ご想像の通り、それは脂肪としてです。

そのような状態で急に食事を戻せば以前より太ってしまうのは自明の理。

ですからダイエット中も必要な栄養素はしっかり摂らなければいけません。単純な食事制限は色々な意味で危険です。

　筋トレはひとつの愛だと思っています。

私はパーソナルトレーナーを生業としていますが、この仕事に就いたきっかけは自分自身がパーソナルトレーニングによる身体の激変を目の当たりにし、皆さんにそのことを伝えたいと思ったからです。

トレーナーとしては10年以上の経験がありますが、独立したのはアラフィフ・・・一般的な社会通念からすれば遅すぎると思われるかもしれません。・・・何事も気づくのが遅いんです。

ですが、遅いからといって始めない理由にはならない。筋トレに”今さら”はありません。

できる限り長くトレーニングの可能性というものを皆さんにお伝えし、より豊かな日々をご自身で拓くお手伝いをしたいと思っています。

　夏の味覚といえばスイカや桃が思い浮かびます。日本ではなんとなく食後の果物は身体に良いという思い込みが存在している感がありませんか？

確かに多くの果物のGI値は低く、血糖値の上がり方はブドウ糖の1/5程度とされています。通常、血糖値が上がらなければインシュリンは分泌されず、余った糖が中性脂肪になることはありません。ここが誤解を生んでいる元かもしれません。

果物（果糖）の場合は例外でインシュリンの影響を受けることなく、殆どがそのまま肝臓に届きます。そして使い切れず（殆どの人は使い切れません）余った糖は中性脂肪として身体に蓄えられてしまうことに・・・。しかも、厄介なことに果糖は満腹中枢を刺激しないため満腹感を感じにくい(^^);

果物を食べないと摂れない栄養素はありません！くれぐれも食後に油断しないようにしましょう。

K様よろしくお願いします（笑）

　今日は予期せぬ豪雨となりました。

そんな烈雨の中、店舗前の東明坂をまさかのランナーが通過！拝察するところ50代くらいの余り走り慣れていない体型のランナーでした。きっと心に期するものがあったのでしょう。

しかし、彼をみていたら「曲がってこっちに来てください！」と声を掛けたくなりました(^^);

有酸素運動だけでダイエットを成立させることは非常に辛いものがあると思います。しかも、長距離の一流ランナーの体型を見てもメリハリボディーとは異なる競技者のスタイル。長距離を走り抜くには脂肪だけでなく筋肉も必要最小限でなくてはならないからです。

一般生活に支障のない美しい体型を手に入れるには、やはり筋トレが最も近道であると思います。

ぜひ、真夏の屋外でランニングしたり、ましてやこんな悪天候に外で運動することはお止しになって、快適空間で効率的にカラダづくりをしませんか。